空き家の売却を任せる不動産会社と担当者の選び方

空き家の売却を成功させるための不動産会社と担当者の選び方を解説します。査定書で見るべき点、信頼できる担当者の条件、地元の会社と大手の違い、避けたほうがよい会社の特徴がわかります。

この記事の要点

「どの会社に頼めばいいのか、見当もつかない」。不動産の売却は、多くの人にとって一生に何度もない経験です。だからこそ、会社の名前よりも「誰が、どのように売ってくれるのか」に目を向けることが大切です。

  • 売却の結果を大きく左右するのは、会社の規模よりも担当者の力量です。
  • 査定価格の高さだけで会社を選ぶのは避け、価格の根拠と販売の計画を説明してもらいましょう。
  • 信頼できる担当者は、対応が速く、質問にその場で答えられ、不利な点も正直に伝えてくれます。
  • 契約を急がせる会社や、媒介契約の種類を問わない会社には注意が必要です。

不動産会社の仕組みを知っておく

不動産会社の収入の多くは、売買が成立したときに受け取る仲介手数料です。そのため、会社にとって、売れやすい物件ほど優先して力を入れやすくなります。一方、売れにくい物件は、広告などの費用を抑えられてしまうことがあります。
会社にとって、あなたの家は「数ある預かり物件の一つ」です。だからこそ、任せきりにせず、売主自身がある程度の知識を持ち、会社と協力して売却を進める姿勢が大切です。

会社の規模より、担当者を見る

大手か地元の中小かは、それほど重要ではありません。売却の結果を左右するのは、実際に動いてくれる担当者です。
不動産会社では、宅地建物取引士の資格を持つ人が、従業員5人につき1人以上いれば営業できます。つまり、担当者が必ずしも資格を持っているとは限らず、知識や経験にも差があるということです。

担当者を見極める4つのポイント

  1. 対応が速い:問い合わせへの返事が早い担当者は、購入希望者への対応も早いと考えられます。
  2. 質問にその場で答えられる:知識と経験があれば、多くの質問にその場で的確に答えられます。
  3. 不利な点も正直に伝えてくれる:家の弱点や売却のリスクを隠さずに説明してくれる担当者は信頼できます。
  4. 他社の悪口を言わない:他社を批判して自社を売り込む担当者には注意しましょう。

あわせて、売買の仕事に携わっている年数(目安は10年以上)や、これまでに扱った売却の件数も聞いてみましょう。

査定書は「通知表」として読む

複数の会社に査定を依頼すると、それぞれから査定書が届きます。このとき、査定価格の高さだけで会社を選ぶのは避けてください。中には、売却の依頼を取るために、根拠のない高い価格を示す会社もあるためです。
査定書の説明を受けるときは、次の3点を確認しましょう。

  • 査定価格の根拠:地価、近隣の取引事例、市場の動きなどから、なぜその価格になるのか
  • 販売の計画:誰に、どのような方法で売るのか
  • 担当者の所見:家の良い点、気になる点についての意見

極端に高い査定価格が示された場合は、その理由を必ず聞いてください。

相談先の選び方

空き家の売却では、まず家のある地域に店舗を構える地元の不動産会社に相談するのが基本です。地域の不動産事情や生活の実情をよく知っているためです。
一方で、大手の不動産会社は、買主の情報を多く持ち、広告の力も強いという利点があります。どちらか一方に絞らず、大手も含めて複数の会社に相談し、より信頼できると感じた会社に任せましょう。


注意したい会社の特徴

  • 契約を急がせる:こちらの希望をよく聞かずに、媒介契約を急がせる会社には注意しましょう。
  • 媒介契約の種類はどれでもよいという:「一般媒介でも専任媒介でも、どちらでも構いません」という会社は、売却に本気で取り組む姿勢が弱い可能性があります。媒介契約の種類については「媒介契約の選び方」をご覧ください。
  • 根拠のない値下げを勧める:値下げを提案されたら、その根拠を確認しましょう。


任せた後も、売主にできること

会社を選んだら終わりではありません。売主だからこそ伝えられる情報があります。

  • 冬でも日当たりがよく暖かい、静かな道に面している、といった住んでいた人しか知らない魅力を伝える
  • リフォームや外壁の塗り替えなど、手を入れた記録を伝える
  • 連絡が途絶えたら、売主のほうから「内見の状況はどうですか」「売れるために、私にできることはありますか」と確認する

「この担当者に任せます」と信頼を言葉で伝えることも、担当者のやる気を引き出すうえで効果があります。


よくある質問

Q. 地元の会社と大手の会社では、どちらがよいですか?

どちらにも利点があります。地元の会社は地域の事情に詳しく、大手の会社は買主の情報や広告の力に強みがあります。一方に絞らず、両方を含めた複数の会社に相談し、信頼できると感じた会社に任せるのがよいでしょう。

Q. 担当者に何を聞けば、力量がわかりますか?

売買の仕事に携わっている年数や、これまでに扱った売却の件数を聞いてみましょう。前職を聞くのも参考になります。


【PR】不動産一案件未定

【PR】AFF_IKKATSU_NAME
売ると決めていなくても、相場を知っておくだけで選べる道が増えます。

こんな方に向いています

  • 実家がいくらで売れそうか、まず知りたい方
  • 複数の不動産会社を比べてから決めたい方
  • (公式サイトで確認できる特徴。不要なら行ごと削除)

申し込む前に知っておきたいこと

  • 申し込むと、複数の会社から電話やメールで連絡が来ることがあります。
  • 査定価格の高さだけで会社を選ばず、価格の根拠と販売計画を説明してもらいましょう。

無料で複数社の査定を受ける

外部のサイトに移動します。広告主のサービス内容・条件は、リンク先で必ずご確認ください。


あわせて読みたい記事

ご注意

法律や税制は改正されることがあり、個別の事情によって結論が変わります。実際の手続きや申告の前に、法務局・市区町村・税務署などの窓口、または弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご確認ください。